ダイハツ・ハイゼットのクラッチトラブルその2

ダイハツ・ハイゼット 型式:S200P 走行距離:52,000km





登坂中に煙が出て停止

長く曲がりうねった坂道を登っている最中に焦げた匂いがして煙が出てきて、ついには走行不能になってしまったという。引き取りに来たときには全く動かない状態であった。

 

工場に持ち帰って、変速機を降ろそうとクラッチワイヤーのサービスホールを開けてみると、剥がれたクラッチフェーシングのカスが詰まっていた。(上写真)クラッチディスクにはフェーシングが全く残っていなかった。(下写真)

これはクラッチが長期にわたって徐々に摩耗したものではなく、短期間に一気に剥がれたしまったものだと思われる。

超高齢化社会と半クラッチ

原因は、急勾配の坂を半クラッチの連続使用で登ったからだろう。このクルマのユーザーもそうだが、高齢者になるとこのトラブルは結構多い。その理由は、高齢のため耳が遠くなってきているために、半クラッチでエンジン回転が上がり、音が大きくなっていることに気づきにくいからだ。しかし、説明しても分かって貰えないことが多く、クルマや整備そのものの欠陥のように言われることも多々ある。AT車をすすめると、「今更そんなのには乗れない」と言われることもある。

「老いては子に従え…。」とも言いにくい。




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